シャドーイングのやり方
2019年5月12日
シャドーイングについて、いろいろ書きました。今回は具体的なやり方について書こうと思います。
大切なのは「頭で考えないこと」。頭で聞こえた音を単語に変換してしまうと、一瞬のうちにローマ字に変換されてしまい、日本語英語になってしまいます。
授業で音読する時も、シャドーイングではとてもきれいな発音なのに
文字を見ながら音読すると、途端に日本語英語になってしまったり…
でも1週間くらい続けると、「文字をローマ字読みして発音するクセ」がだんだんとなくなってくるので、少しずつきれいな発音に変化していきます。
でもこの 「頭で考えないこと」ってけっこう難しい。
私も「考えるな」と言われると、「考えない」ことについて考え始めてしまいます。考えないために、何か簡単にできることを同時進行してみるのも良いかもしれません。 うろうろ歩きながらシャドーイングしてみるとか。
前に料理をしながらシャドーイングをしてみたら、そっちに集中しすぎてすっかり英語が耳に入らなくなってしまいました。
適度に意識をそらすのって難しいですね。
個人的にやりやすいなと感じたのが「息継ぎ」に向けることです。
「息継ぎをちゃんとしよう」と意識するので自然と音を注意して聞くようになります。そうすると、日本語発音に変換するヒマなく英語の音がそのまま入ってきます。そこからモゴモゴ声を出しているうちに、英語の音に近づいてきます。
いろいろ書きましたが、一番大事なのは「そのうちできるようになるだろう」と気楽に続けてみることです。自分では気づかないけど、そばで聞いているとモゴモゴでもちゃんと英語に近づいてきているのです。