多読について

多読の有名税

多読という言葉がだいぶ一般的になってきて、英語に興味がある人なら「なんか聞いたことがある」くらいにまで成長してきました。

多読で英語を楽しめる人が増えた反面、多読という言葉がひとり歩きしてしまい、いろんな定義が誕生してしまった気がします。

多読の楽しみ方は人それぞれで、絵本を楽しんだり、Peppa Pigをシャドーイングしたり、youtubeで海外のサッカー中継を見たり、いろいろありますが、共通しているのが「楽しい」ということ。

ORTを読んで穴埋めテストをしたり、いきなり絵のないGR(Graded Readers)を読ませたりするのは本来の「多読」の趣旨とは異なります。

「多読」という言葉が、「多く読む」という汎用性の高い言葉であることが問題なのかもしれません。

多読も「読む」から始まったけれど、今はネットで「観る」も「聴く」も手軽にできるようになり、多読のやり方も多様化しています。

そろそろ別の名称が必要なのかも・・・

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