About Me My Little Tadoku Teacher 2019年12月28日 9年前に「多読」を知ったときに頭に浮かんだのは、カナダで私に英語を身に付けさせてくれた3歳の先生でした。 英語力ほぼ0、しかも初海外でいきなり1年留学した時は簡単な英語さえ聞き取れず・話せず、かろうじて使えたのが “Hello”, “Thank you”, “OK”, “See you”くらい。とにかく聞き耳を立てて、どんな場面でどんな言葉を使っているかを探りなんとなく使ってみる、の繰り返しでした。 ホストファミリーに恵まれ、3歳の男の子と仲良くなり、トイストーリーごっこや絵本を読まされる日々。もちろん私は悪役で、3歳のバズライトイヤーに倒される毎日。「自己主張を大切にする」お国柄なのか、本人の性格なのか、Noと言えない日本人に向かって、ものすごい勢いで「遊べ!」と来るので最初は振り回されっぱなしでした。 そんなこんなで3歳児に振り回されているうちに、たくさん絵本を読みトイストーリーと英語版のトトロを100回くらい観ると最初は雑音でしかなかった言葉が少しずつ聞き取れるようになり同じ場面や同じ気持ちになったときに、自然と言葉があふれてくるようになりました。 ホストマザーも現地の友人も映画好きが多かったので、全然わからないけど辛抱強く見ていたのも効果があったのだと思います。教員生活が始まりどうやったら自然な英語を楽しんでもらえるかと試行錯誤していた頃、多読と出会ってしっくり来たのはこの経験が原点にあるような気がします。 以前 冬絵本:EXTRA YARN 最近 字幕なし多観 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です名前 * メール * サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。コメント